

祖父の介護経験が、私が介護の道を選んだ決定的な転機となりました。認知症を患った祖父の介護を通じて、専門的なケアの重要性と、家族だけでは抱えきれない介護の現実を目の当たりにしました。その経験から、介護福祉士の資格を取得し、より多くの方々の支えになりたいと決意しました。介護職は、人生の大先輩である高齢者から学べる貴重な仕事であり、日々新しい発見と成長の機会に恵まれています。
具体例:
祖父の徘徊が頻繁になった時期、近所の方々の支援や地域包括支援センターの協力を得て、安全に生活できる環境づくりができました。この経験から、介護は個人や家族だけの問題ではなく、地域社会全体で支え合うべきものだと強く実感しました。
2. 日々の業務と心がけていること
介護の現場では、利用者様一人ひとりの生活リズムや好みを把握し、個別性を重視したケアを提供することを心がけています。介護記録システムを活用した正確な情報共有や、チームケアの実践にも力を入れています。また、認知症ケアや機能訓練など、専門的なスキルの向上にも継続的に取り組んでいます。何より大切にしているのは、利用者様との信頼関係づくりです。
具体例:
認知症のAさんは入浴を強く拒否されていましたが、好きな童謡を一緒に歌いながら介助することで、スムーズに入浴できるようになりました。その方の生活歴や趣味を知ることで、より良いケアの方法が見つかることを学びました。
鈴木晴也 介護士として成長できた瞬間
介護の仕事を始めて3年目、私は利用者様一人一人の細かなニーズに応えられるようになりました。特に、認知症介護における「パーソンセンタードケア」の実践は、大きな成長点となりました。利用者様の生活歴や好みを深く理解し、その方に合わせたケアプランを提案できるようになったことで、介護の質が向上しました。また、「コミュニケーション技術」の向上により、言葉で表現することが難しい利用者様の想いも、表情やしぐさから読み取れるようになりました。さらに、「リスクマネジメント」の観点から、事故予防や緊急時の対応も冷静に判断できるようになり、チームケアのなかで重要な役割を果たせるようになりました。
具体例:
認知症の山田さん(仮名)は、以前は入浴を強く拒否されていましたが、私が午前中の体操後という気分の良い時間帯に声をかけ、好きな演歌を流しながら介助することで、スムーズに入浴できるようになりました。この経験から、個別ケアの重要性を実感しました。
まとめ
介護士として働く中で、技術面だけでなく精神面でも大きく成長できました。利用者様やご家族との信頼関係を築き、チームで連携しながら質の高いケアを提供できるようになったことは、私の誇りです。特に、困難な場面でも諦めず、創意工夫を重ねて解決策を見出す力が身についたと感じています。これからも、利用者様の尊厳を守り、その人らしい生活を支援できる介護士として、さらなる成長を目指していきます。新しい介護技術や知識を積極的に学び、より良いサービスを提供できるよう、日々研鑽を重ねていく決意です。介護の世界は日々変化していきますが、その変化に柔軟に対応しながら、常に利用者様の幸せを第一に考える介護士であり続けたいと思います。